9月5日(土)にイベントを開催することになりました。
これは、長年視覚障害当事者の立場から、情報環境改善のため、取り組んでこられた長谷川貞夫さんの81歳の誕生日(9月3日=ドラえもんの誕生日と同じ)にちなみ、開催するもので、できれば、年1回この時期に継続して開催していきたいと考えています。 「さわテク」という略称でよんでいただければ幸いです。 (↓以下の情報は転載・転送歓迎です。シェアもご自由にお願いします!) -- さわるテクノロジー2015 ■主催:社会福祉法人桜雲会、有限会社読書工房、ヘレンケラーシステム開発プロジェクト ■日時:2015年9月5日(土)10:00~16:40 ■参加費:無料(参加予約制) ※参加希望の方は、以下メールアドレスへ「9月5日参加希望」という件名をつけて、お名前・所属先(あれば)・連絡先メールアドレスをお知らせください。1~2日のうちに、受付した旨のメールを返信いたします。 info@d-kobo.jp ■会場:北とぴあ(ほくとぴあ)7F 第二研修室 〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 (東京メトロ南北線「王子駅」5番出口直結、JR京浜東北線「王子駅」北口徒歩2分、都電荒川線「王子駅前」徒歩5分) http://www.hokutopia.jp/access/ ■イベント概要:五感の中でもこれからの活用が大きく期待される「触覚」をテーマにしたミニイベントです。 「視覚障害者と情報処理」「ロボットを活用する触覚体験」「さわる美術館」の3つのパートに分かれた講演を中心に、実際のデモンストレーションも体験いただけます。 ※出演者やデモ体験の内容は一部変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。 ■イベント内容: 10:00 開会のことば 【パート1】10:10~12:00 視覚障害者と情報処理 長谷川貞夫(ヘレンケラーシステム開発プロジェクト)、有光 勲(元高知盲学校教諭)、横田隆彦(高知システム開発) 12:00 昼食 【パート2】13;:00~14:45 ロボットを活用する触覚体験 長谷川貞夫(ヘレンケラーシステム開発プロジェクト)、三好孝典(豊橋技術科学大学) 14:45 休憩 【パート3】15:00~16:30 さわる美術館 嶺重 慎(京都大学)、大内 進(手と目でみる教材ライブラリー) 16:30 閉会のことば 16:40 終了 以上です。 #
by mejiroh
| 2015-08-12 12:14
| 各種イベント情報
2013年6月、国連の専門機関である世界知的所有権機関(WIPO)は、モロッコのマラケシュで「視覚障害者等の発行された著作物へのアクセスを促進するためのマラケシュ条約」(仮称)を採択しました。
このマラケシュ条約の批准に向け、文化庁では著作権法改正の審議が始まりつつあります。 http://www.bunka.go.jp/publish/bunkachou_geppou/2013_09/series_08/series_08.html しかしマラケシュ条約の存在は障害者の間でもまだまだ知られておりません。 また障害者の読書をめぐる環境はよくなってきている面もありますが、著作権法以外にもいくつかの課題が残されているのも事実です。 そこで、まずはマラケシュ条約の採択の経緯や内容について、下記の通り学習する場を設けることになりました。 同時に読書に困難のある関係団体からマラケシュ条約批准時に期待する読書環境改善の方策についても意見を発表していただくことになりました。 多くの方のご参加をお待ちしております。また関係の方々にもお知らせいただければ幸いです。 日時:2014年11月11日(火) 13:30~16:30 場所:東京都盲人福祉協会 2階研修室 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-9-23 (電話) 03-3208-9001 東京メトロ副都心線「西早稲田」駅 出口2からおよそ徒歩6分 (ことばの道案内) http://walkingnavi.com/text_map.php?grp=4&rno=643 参加費:無料 主催:日本盲人会連合 DPI日本会議 弱視者問題研究会 プログラム: 13:00 受付開始 13:30 開会 ・主催者あいさつ ・研修会開催の趣旨説明 13:50~14:50 講演「マラケシュ条約採択の背景とその概要」 講師:文化庁長官官房国際課国際著作権専門官 中島芳人氏、 文化庁長官官房国際課専門官 保坂孝氏 14:50~15:00 質疑応答 15:00~15:10 休憩 15:10~16:10 関係団体からの意見「マラケシュ条約批准に期待すること」 (予定)日本盲人会連合、DPI日本会議、弱視者問題研究会、全国盲ろう者協会、ディスレクシア関係団体、上肢障害関係団体等 16:10~16:20 質疑応答 16:30 閉会 参加申し込み:11月4日(火)までにメールにて以下のアドレスまで、所属とお名前をお知らせ下さい。 unokazuhiro@ybb.ne.jp その際に点字資料、事前のテキストファイル送付、または西早稲田駅からの誘導をご希望の方はその旨もお書き添え下さい。 (弱視者問題研究会 宇野和博) #
by mejiroh
| 2014-10-01 20:15
| 各種イベント情報
第42回出版UD研究会
「スマートフォンを使った情報サポートの可能性」 プレゼンター(敬称略):古木健悦(富士通・らくらくスマートフォン プレミアム)、長谷川貞夫・武藤繁夫(ヘレンケラースマホ)、村山貴一郎 (ソフトバンクモバイル・アシストスマホ) ここ数年で従来の携帯電話からスマートフォンに切り替える人が増えてきました。 最近の電車内の風景は、さながら“スマートフォン車両”のようです。 スマートフォンの大きな特長の一つである指を使う操作、あるいは音声読み上げや音声認識機能の進化、そして画面上で視覚情報が豊富に使えることから、従来のメディアだけでは情報が届きにくい・あるいは情報を発信しづらい立場にある人(たとえば、視覚に障害のある人・盲ろうの人・知的な障害 のある人など)への情報ツールとしても活用されることが期待されています。 今回は、「らくらくスマホ」「ヘレンケラースマホ」「アシストスマホ」というユニークなスマートフォンの活用技術を研究開発している方々にプレゼンテーションをお願いすることにしました。 これら三つのプロジェクトの話題を通して、さまざまな障害特性とニーズに対して、スマートフォンはどこまで実用的なレベルに達することができるのか、あるいはどのような技術的なバリアが潜んでいるのかについて、参加者のみなさんと一緒に考えてみたいと思います。 ■日時:2013年12月14日(土)13:20~17:50(受付開始12:50~) ■会場:専修大学神田キャンパス1号館2階205教室 〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8 ・地下鉄「神保町」駅(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線・都営三田線)出口A2より徒歩3分。 「九段下」駅(東京メトロ東西線、半蔵門線、都営 新宿線)出口5より徒歩3分。 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/kanda_campus.html ■参加費:無料 ■当研究会は、会場のスペースの都合から、事前申込み制にしています。 参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、1:お名前、2:ご職業と(あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加の有無 をご記入のうえ、メールでお申し込みください。 ud42@ud-pub.org なお、 当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布や、最寄駅からの誘導など、必要な配慮をご希望される方はお書き添えください。 ※ご希望の内容によっては、ご希望どおりの配慮ができない場合もございます。 ※とくに配慮を希望される事項がなければ記入されなくて結構です。 定員は100名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確認のほどお願い申し上げます。 (返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください) ■懇親会:研究会終了後、会場付近で懇親会を開催いたします。 (18:00~20:00ごろ予定) 懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」とご記入ください。 当日研究会の受付で懇親会費をお預かりいたします。 (会費は4,000円の予定です。後日、懇親会をお申し込みの方だけに、メールで会場をお知らせいたしますが、その際、懇親会費の確定金額もお伝えいたします) #
by mejiroh
| 2013-12-06 22:47
| 出版UD研究会
新聞報道などでご存じの方も多いと思いますが、去る8月16日、青空文庫呼びかけ人の富田倫生さんが亡くなられました。
富田さんには、出版UD研究会でも、2005年10月28日、飯田橋の東京しごとセンターで講演いただきました。 その時にたいへん印象的だったのは、青空文庫をはじめてから、じつは想定していなかったいろいろな立場の人からの問い合わせが多くなり、たとえ ば、視覚障害の人がそのデータをもとに点字に変えたり、音声で読み上げたり、拡大して読んでいることを知った。 そこから視覚障害者の読書支援をしている団体(視覚障碍者読書支援協会=現在は解散)との交流もはじまり、それまで独自のフォーマットで製作して いたものを、テキストファイルとHTMLファイル形式で蔵書することに変更したというお話でした。 つまり青空文庫は、最終ゴールを目指すのではなく、スタートラインを用意するべきであると考え直したのだと。 9月25日(水)に富田倫生さんの追悼イベントが開催されるということですので、以下、プレスリリースを転載します。 全体が2部構成になっていて、第1部の記念シンポジウムは予約制になっていますので、参加を希望される方はお早めにお申し込みください。 -- プレスリリース 2013 年 8 月 29 日 富田倫生追悼イベント及び 「本の未来基金」創設のお知らせ 「青空文庫」の推進役として、ボランティアの方々の力で日本を代表する電子図書館を育 て上げた富田倫生が、去る 8 月 16 日、肝臓がんにて逝去しました(享年 61 歳)。 文化共有の青空の価値を誰にでも見える形で実践し、文化・研究・福祉 ・ビジネスの面で計り知れない影響を与え、それらを脅かす著作権保護期間の延長論に警鐘を鳴らし続けた彼の足跡 を振り返り、遺志を継ぐべく、下記の追悼イベントを企画いたします。 あわせて、本イベント及び「青空文庫」の今後の活動等を支援するため、「本の未来基金」を創設し広く寄付を募ります。 我々にできる恩返しとして、みんなの力で精一杯、富田倫生を送ってやりましょう。 【開催概要】 2013 年 9 月 25 日(水) 会場:東京會舘ローズルーム 千代田区丸の内 3-2-1 http ://www.kaikan.co.jp/company/access.html 第一部:記念シンポジウム 15:00 開場、15:30~17:30(120 分) 「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」 ・冒頭報告 ・基調スピーチ(以下、順不同・敬称略。タイトルは仮) 1電子図書館の挑戦 長尾真(前国立国会図書館長、元京都大学総長) 2青空文庫の歩みと成果 萩野正昭(ボイジャー代表取締役) 3保護期間延長問題とは何か 福井健策(弁護士・日本大学芸術学部客員教授) ・パネルディスカッション/アピール発表 大久保ゆう(青空文庫) 津田大介(司会、ジャーナリスト) 長尾真(前国立国会図書館長、元京都大学総長) 萩野正昭(ボイジャー代表取締役) 平田オリザ(劇作家・演出家) 福井健策(弁護士・日本大学芸術学部客員教授) *定員 200 名(下記にて事前予約申込制・参加費無料) http://www.voyager.co.jp/aozora/ 第二部:お別れ会 17:30 開場、18:00~20:00(120分) 「ありがとう富田さん」 献花・献杯 関係者スピーチ 富田さん映像・写真上映 ほか *申込不要・参加費:5,000 円(当日受付にて) 主催:富田倫生追悼イベント実行委員会 共同代表 富田晶子、八巻美恵(青空文庫) 共催:青空文庫、株式会社ボイジャー、一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(特定非営利活動法人コモンスフィア)、thinkC 協賛:志ある国内外の各企業・団体(追って公表させて頂きます) 【青空文庫からのメッセージ】 青空文庫の発起人の一人であった富田倫生さんのお別れ会についてお知らせいたします。 華美なことには戸惑う富田さんでしたが、この日は思いきって、感謝やさよならの気持ちを込めて、 みんなで故人を偲びつつ、青空文庫のこれまでやこれからを笑顔で話す機会にしたいと考えています。 できるだけ多くの方が集まってくださることを願っております。 お別れ会については、こうしたことに非力な青空文庫にかわって富田さんと関わりのあった人や組織が大きな力を貸してくださいました。 当日、お会いできますように。 青空文庫有志一同 【「本の未来基金」の創設と寄付募集】 今回の追悼イベント、及び青空文庫の今後の活動支援等の原資として、広く賛同者から寄付を募り、「本の未来基金」を創設します。 青空文庫コンテンツに人生の喜びを見出し、その理念に共感する個人・企業・団体の方々に、積極的なご支援を頂ければ大変嬉しく思います。 本の未来基金の入金口座と運営の詳細は現在準備中です。 今すぐ寄付して下さる方は、下 記のペイパル口座をご利用ください。 責任をもって本の未来基金に移管いたします。 http://www.voyager.co.jp/aozora/ 【問合せ先】 http://www.voyager.co.jp/aozora/ (問合せフォームより) -- #
by mejiroh
| 2013-09-07 11:28
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