メジロー日記
2015-08-12T12:15:08+09:00
mejiroh
読書工房店長・メジローの身辺雑記あれこれ。
Excite Blog
さわるテクノロジー2015
http://dkobo.exblog.jp/24543514/
2015-08-12T12:14:00+09:00
2015-08-12T12:15:08+09:00
2015-08-12T12:14:13+09:00
mejiroh
各種イベント情報
これは、長年視覚障害当事者の立場から、情報環境改善のため、取り組んでこられた長谷川貞夫さんの81歳の誕生日(9月3日=ドラえもんの誕生日と同じ)にちなみ、開催するもので、できれば、年1回この時期に継続して開催していきたいと考えています。
「さわテク」という略称でよんでいただければ幸いです。
(↓以下の情報は転載・転送歓迎です。シェアもご自由にお願いします!)
--
さわるテクノロジー2015
■主催:社会福祉法人桜雲会、有限会社読書工房、ヘレンケラーシステム開発プロジェクト
■日時:2015年9月5日(土)10:00~16:40
■参加費:無料(参加予約制)
※参加希望の方は、以下メールアドレスへ「9月5日参加希望」という件名をつけて、お名前・所属先(あれば)・連絡先メールアドレスをお知らせください。1~2日のうちに、受付した旨のメールを返信いたします。
info@d-kobo.jp
■会場:北とぴあ(ほくとぴあ)7F 第二研修室
〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22
(東京メトロ南北線「王子駅」5番出口直結、JR京浜東北線「王子駅」北口徒歩2分、都電荒川線「王子駅前」徒歩5分)
http://www.hokutopia.jp/access/
■イベント概要:五感の中でもこれからの活用が大きく期待される「触覚」をテーマにしたミニイベントです。
「視覚障害者と情報処理」「ロボットを活用する触覚体験」「さわる美術館」の3つのパートに分かれた講演を中心に、実際のデモンストレーションも体験いただけます。
※出演者やデモ体験の内容は一部変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
■イベント内容:
10:00 開会のことば
【パート1】10:10~12:00 視覚障害者と情報処理
長谷川貞夫(ヘレンケラーシステム開発プロジェクト)、有光 勲(元高知盲学校教諭)、横田隆彦(高知システム開発)
12:00 昼食
【パート2】13;:00~14:45 ロボットを活用する触覚体験
長谷川貞夫(ヘレンケラーシステム開発プロジェクト)、三好孝典(豊橋技術科学大学)
14:45 休憩
【パート3】15:00~16:30 さわる美術館
嶺重 慎(京都大学)、大内 進(手と目でみる教材ライブラリー)
16:30 閉会のことば
16:40 終了
以上です。]]>
「マラケシュ条約」研究会のご案内
http://dkobo.exblog.jp/22695988/
2014-10-01T20:15:35+09:00
2014-10-01T20:15:54+09:00
2014-10-01T20:15:54+09:00
mejiroh
各種イベント情報
このマラケシュ条約の批准に向け、文化庁では著作権法改正の審議が始まりつつあります。
http://www.bunka.go.jp/publish/bunkachou_geppou/2013_09/series_08/series_08.html
しかしマラケシュ条約の存在は障害者の間でもまだまだ知られておりません。
また障害者の読書をめぐる環境はよくなってきている面もありますが、著作権法以外にもいくつかの課題が残されているのも事実です。
そこで、まずはマラケシュ条約の採択の経緯や内容について、下記の通り学習する場を設けることになりました。
同時に読書に困難のある関係団体からマラケシュ条約批准時に期待する読書環境改善の方策についても意見を発表していただくことになりました。
多くの方のご参加をお待ちしております。また関係の方々にもお知らせいただければ幸いです。
日時:2014年11月11日(火) 13:30~16:30
場所:東京都盲人福祉協会 2階研修室
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-9-23
(電話) 03-3208-9001
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅 出口2からおよそ徒歩6分
(ことばの道案内)
http://walkingnavi.com/text_map.php?grp=4&rno=643
参加費:無料
主催:日本盲人会連合 DPI日本会議 弱視者問題研究会
プログラム:
13:00 受付開始
13:30 開会
・主催者あいさつ
・研修会開催の趣旨説明
13:50~14:50 講演「マラケシュ条約採択の背景とその概要」
講師:文化庁長官官房国際課国際著作権専門官 中島芳人氏、
文化庁長官官房国際課専門官 保坂孝氏
14:50~15:00 質疑応答
15:00~15:10 休憩
15:10~16:10 関係団体からの意見「マラケシュ条約批准に期待すること」
(予定)日本盲人会連合、DPI日本会議、弱視者問題研究会、全国盲ろう者協会、ディスレクシア関係団体、上肢障害関係団体等
16:10~16:20 質疑応答
16:30 閉会
参加申し込み:11月4日(火)までにメールにて以下のアドレスまで、所属とお名前をお知らせ下さい。
unokazuhiro@ybb.ne.jp
その際に点字資料、事前のテキストファイル送付、または西早稲田駅からの誘導をご希望の方はその旨もお書き添え下さい。
(弱視者問題研究会 宇野和博)]]>
スマートフォンを使った情報サポートの可能性
http://dkobo.exblog.jp/21054483/
2013-12-06T22:47:53+09:00
2013-12-06T22:48:04+09:00
2013-12-06T22:48:04+09:00
mejiroh
出版UD研究会
「スマートフォンを使った情報サポートの可能性」
プレゼンター(敬称略):古木健悦(富士通・らくらくスマートフォン プレミアム)、長谷川貞夫・武藤繁夫(ヘレンケラースマホ)、村山貴一郎 (ソフトバンクモバイル・アシストスマホ)
ここ数年で従来の携帯電話からスマートフォンに切り替える人が増えてきました。
最近の電車内の風景は、さながら“スマートフォン車両”のようです。
スマートフォンの大きな特長の一つである指を使う操作、あるいは音声読み上げや音声認識機能の進化、そして画面上で視覚情報が豊富に使えることから、従来のメディアだけでは情報が届きにくい・あるいは情報を発信しづらい立場にある人(たとえば、視覚に障害のある人・盲ろうの人・知的な障害 のある人など)への情報ツールとしても活用されることが期待されています。
今回は、「らくらくスマホ」「ヘレンケラースマホ」「アシストスマホ」というユニークなスマートフォンの活用技術を研究開発している方々にプレゼンテーションをお願いすることにしました。
これら三つのプロジェクトの話題を通して、さまざまな障害特性とニーズに対して、スマートフォンはどこまで実用的なレベルに達することができるのか、あるいはどのような技術的なバリアが潜んでいるのかについて、参加者のみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
■日時:2013年12月14日(土)13:20~17:50(受付開始12:50~)
■会場:専修大学神田キャンパス1号館2階205教室
〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
・地下鉄「神保町」駅(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線・都営三田線)出口A2より徒歩3分。
「九段下」駅(東京メトロ東西線、半蔵門線、都営 新宿線)出口5より徒歩3分。
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/kanda_campus.html
■参加費:無料
■当研究会は、会場のスペースの都合から、事前申込み制にしています。
参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、1:お名前、2:ご職業と(あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加の有無 をご記入のうえ、メールでお申し込みください。
ud42@ud-pub.org
なお、 当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布や、最寄駅からの誘導など、必要な配慮をご希望される方はお書き添えください。
※ご希望の内容によっては、ご希望どおりの配慮ができない場合もございます。
※とくに配慮を希望される事項がなければ記入されなくて結構です。
定員は100名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確認のほどお願い申し上げます。
(返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください)
■懇親会:研究会終了後、会場付近で懇親会を開催いたします。
(18:00~20:00ごろ予定)
懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」とご記入ください。
当日研究会の受付で懇親会費をお預かりいたします。
(会費は4,000円の予定です。後日、懇親会をお申し込みの方だけに、メールで会場をお知らせいたしますが、その際、懇親会費の確定金額もお伝えいたします)
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9月25日(水)富田倫生さん追悼イベントのご案内
http://dkobo.exblog.jp/20706941/
2013-09-07T11:28:00+09:00
2013-09-07T11:30:40+09:00
2013-09-07T11:28:18+09:00
mejiroh
各種イベント情報
富田さんには、出版UD研究会でも、2005年10月28日、飯田橋の東京しごとセンターで講演いただきました。
その時にたいへん印象的だったのは、青空文庫をはじめてから、じつは想定していなかったいろいろな立場の人からの問い合わせが多くなり、たとえ ば、視覚障害の人がそのデータをもとに点字に変えたり、音声で読み上げたり、拡大して読んでいることを知った。
そこから視覚障害者の読書支援をしている団体(視覚障碍者読書支援協会=現在は解散)との交流もはじまり、それまで独自のフォーマットで製作して いたものを、テキストファイルとHTMLファイル形式で蔵書することに変更したというお話でした。
つまり青空文庫は、最終ゴールを目指すのではなく、スタートラインを用意するべきであると考え直したのだと。
9月25日(水)に富田倫生さんの追悼イベントが開催されるということですので、以下、プレスリリースを転載します。
全体が2部構成になっていて、第1部の記念シンポジウムは予約制になっていますので、参加を希望される方はお早めにお申し込みください。
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プレスリリース
2013 年 8 月 29 日
富田倫生追悼イベント及び 「本の未来基金」創設のお知らせ
「青空文庫」の推進役として、ボランティアの方々の力で日本を代表する電子図書館を育 て上げた富田倫生が、去る 8 月 16 日、肝臓がんにて逝去しました(享年 61 歳)。
文化共有の青空の価値を誰にでも見える形で実践し、文化・研究・福祉 ・ビジネスの面で計り知れない影響を与え、それらを脅かす著作権保護期間の延長論に警鐘を鳴らし続けた彼の足跡 を振り返り、遺志を継ぐべく、下記の追悼イベントを企画いたします。
あわせて、本イベント及び「青空文庫」の今後の活動等を支援するため、「本の未来基金」を創設し広く寄付を募ります。
我々にできる恩返しとして、みんなの力で精一杯、富田倫生を送ってやりましょう。
【開催概要】
2013 年 9 月 25 日(水)
会場:東京會舘ローズルーム
千代田区丸の内 3-2-1
http ://www.kaikan.co.jp/company/access.html
第一部:記念シンポジウム 15:00 開場、15:30~17:30(120 分) 「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」
・冒頭報告
・基調スピーチ(以下、順不同・敬称略。タイトルは仮)
1電子図書館の挑戦 長尾真(前国立国会図書館長、元京都大学総長)
2青空文庫の歩みと成果 萩野正昭(ボイジャー代表取締役)
3保護期間延長問題とは何か 福井健策(弁護士・日本大学芸術学部客員教授)
・パネルディスカッション/アピール発表
大久保ゆう(青空文庫)
津田大介(司会、ジャーナリスト)
長尾真(前国立国会図書館長、元京都大学総長)
萩野正昭(ボイジャー代表取締役)
平田オリザ(劇作家・演出家)
福井健策(弁護士・日本大学芸術学部客員教授)
*定員 200 名(下記にて事前予約申込制・参加費無料)
http://www.voyager.co.jp/aozora/
第二部:お別れ会
17:30 開場、18:00~20:00(120分) 「ありがとう富田さん」
献花・献杯
関係者スピーチ
富田さん映像・写真上映 ほか
*申込不要・参加費:5,000 円(当日受付にて)
主催:富田倫生追悼イベント実行委員会 共同代表 富田晶子、八巻美恵(青空文庫)
共催:青空文庫、株式会社ボイジャー、一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(特定非営利活動法人コモンスフィア)、thinkC
協賛:志ある国内外の各企業・団体(追って公表させて頂きます)
【青空文庫からのメッセージ】
青空文庫の発起人の一人であった富田倫生さんのお別れ会についてお知らせいたします。
華美なことには戸惑う富田さんでしたが、この日は思いきって、感謝やさよならの気持ちを込めて、
みんなで故人を偲びつつ、青空文庫のこれまでやこれからを笑顔で話す機会にしたいと考えています。
できるだけ多くの方が集まってくださることを願っております。
お別れ会については、こうしたことに非力な青空文庫にかわって富田さんと関わりのあった人や組織が大きな力を貸してくださいました。
当日、お会いできますように。
青空文庫有志一同
【「本の未来基金」の創設と寄付募集】
今回の追悼イベント、及び青空文庫の今後の活動支援等の原資として、広く賛同者から寄付を募り、「本の未来基金」を創設します。
青空文庫コンテンツに人生の喜びを見出し、その理念に共感する個人・企業・団体の方々に、積極的なご支援を頂ければ大変嬉しく思います。
本の未来基金の入金口座と運営の詳細は現在準備中です。
今すぐ寄付して下さる方は、下 記のペイパル口座をご利用ください。
責任をもって本の未来基金に移管いたします。
http://www.voyager.co.jp/aozora/
【問合せ先】
http://www.voyager.co.jp/aozora/
(問合せフォームより)
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デジタル教科書はどこまでアクセシビリティを実現しているのか
http://dkobo.exblog.jp/20395064/
2013-06-20T19:06:10+09:00
2013-06-20T19:05:50+09:00
2013-06-20T19:05:50+09:00
mejiroh
出版UD研究会
2013年7月27日(土) 午後、専修大学神田キャンパスにて、第40回出版UD研究会を開催いたします。
詳細は、以下のとおりです。(転載歓迎します!)
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第40回出版UD研究会のご案内
テーマ「デジタル教科書はどこまでアクセシビリティを実現しているのか」
◎プレゼンテーター:デジタル教科書の開発に携わっている人(交渉中)
従来からデジタル教科書への期待は各方面から寄せられていましたが、一斉授業をメインに実践してきた学校現場の戸惑いなどもあり、なかなか 普及する兆しが見えてきませんでした。
しかし、近年、タブレット型端末が普及するという追い風もあり、ようやくデジタル教科書が一部の小中高校などで実験的に活用されはじめています。
今回は、まず、教科書会社が現在取り組んでいるデジタル教科書開発の現状について、実際に開発に携わっている方にプレゼンテーションしてもら います。
つぎにその事例報告を受け、研究会スタッフが、それぞれの立場、さまざまな角度からプレゼンテーターに質問をいたします。
最後に、これまで当研究会で扱ってきた多様な特性やニーズのある学習者とそれを支援する人の立場、あるいはユニバーサルデザインをめざすデジ タル教科書・書籍制作者の立場などから、それぞれ自由に発言していただき、課題やあるべき方向性を一緒に考えてみたいと思います。
■日時:2013年7月27日(土)13:50~17:45(受付開始13:20~)
■会場:専修大学神田キャンパス1号館208教室
〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
・地下鉄「神保町」駅(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線・都営三田線)出口A2より徒歩3分。
「九段下」駅(東京メトロ東西線、半蔵門線、都営 新宿線)出口5より徒歩3分。
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/kanda_campus.html※1号館は、一番背が高い白い建物です。
■参加費:無料
■当研究会は、会場のスペースの都合から、事前申込み制にしています。参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、1:お名前、2:ご職業と(あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加の 有無をご記入のうえ、メールでお申し込みください。
ud40@ud-pub.org
なお、 当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布や、最寄駅からの誘導など、必要な配慮をご希望される方はお書き添えください。
※ご希望の内容によっては、ご希望どおりの配慮ができない場合もございます。
※とくに配慮を希望される事項がなければ記入されなくて結構です。
定員は60名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確認のほどお 願い申し上げます。
(返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください)
■懇親会:研究会終了後、会場付近で懇親会を開催いたします。
(18:00~20:00ごろ予定)
懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」とご記入ください。
当日研究会の受付で懇親会費をお預かりいたします。
(会費は4,000円の予定です。後日、懇親会をお申し込みの方だけに、メールで会場をお知らせいたしますが、その際、懇親会費の確定金額も お伝えいたします)]]>
6月29日(土)仙台で読書バリアフリー研究会
http://dkobo.exblog.jp/20280964/
2013-05-28T09:36:00+09:00
2013-05-28T09:40:50+09:00
2013-05-28T09:36:55+09:00
mejiroh
各種イベント情報
以下、研究会のご案内です。
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読書バリアフリー研究会~みんなに読む喜びを伝えるための知識と技術を学ぼう~
障害があるために、通常の紙の本では読むことが難しい子どもたちが大勢います。
伊藤忠記念財団は、そんな立場にある子どもたちへの読書支援を目的に、児童書を電子図書(マルチメディアDAISY規格)にし、配布する事業を 実施しています。
併せて、障害児と読む楽しさを共感できる人材の育成を通し、障害のある方の読書環境改善に努めています。今回の講座は、誰もが読む喜びを味わうために、有効な様々な媒体や支援方法について学ぶ機会として実施します。
「僕も読めた!」 「私の好きな本を見つけた!」 さまざまな理由で、これまで読書を諦めていた子どもたちの「笑顔」を創るために、ぜひこの研究会をご活用下さい。
主催:公益財団法人 伊藤忠記念財団
後援:文部科学省、宮城県教育委員会、公益社団法人 全国学校図書館協議会
協力:宮城県視覚障害者情報センター
*日程、会場
平成25年6月29日(土) 午後1時00分~午後5時00分(開場:12時30分)
宮城県視覚障害者情報センター 宮城県仙台市青葉区上杉6-5-1
*講座内容
13:00~13:10 開講式
13:10~14:20 読む喜びを伝えよう~読書のバリアをとりのぞく! その現状と課題~
専修大学文学部准教授 野口武悟
14:30~15:30 読み書きに困難がある子どもをサポートする~読み書き障害の特徴と支援方法の実際~
東京大学先端科学技術研究セン ター特任研究員 河野俊寛
15:40~16:40 見え方に困難がある子どもをサポートする~iPadなど支援メディアの活用方法~
読書工房代表 成松一郎
16:40~17:00 伊藤忠記念財団の目指す活動
伊藤忠記念財団電子図書普及事業部長 矢部 剛 / 質疑応答・閉講式
*対象: 学校教職員、図書館職員、障害のある子どもがいるご家族、この事業に興味や関心のある方など。
*定員: 30名(申し込み先着順 締切:6月26日(水))
*受講料: 無料
*問合せ&申し込み(必ず事前にお申し込み下さい)
公益財団法人伊藤忠記念財団
申込は、電話・FAX・Eメールで受け付けします。
①参加会場 ②参加者氏名 ③住所 ④電話番号 ⑤所属(ある方のみ) ⑥当日の緊急連絡先をお知らせ下さい。
〒107-0061 東京都港区北青山2-5-1
電話:03-3497-2652
FAX:03-3470-3517
Eメール:bf-book@itc-zaidan.or.jp
webページ:http://itc-zaidan.or.jp/event_sendai20130629.html]]>
ワイヤレスジャパン2013でヘレンケラースマホの実演
http://dkobo.exblog.jp/20280822/
2013-05-28T08:57:25+09:00
2013-05-28T08:57:50+09:00
2013-05-28T08:57:50+09:00
mejiroh
各種イベント情報
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【拡散希望】※このメールの転送、転載を歓迎します。
ヘレンケラーシステム開発プロジェクト代表の長谷川貞夫です。
5月29日(水)から31日(金)までの3日間、東京ビッグサイトにて、「ワイヤレスジャパン2013」が開かれます。
私は、そこの「日本Androidの会」のブースで、現在開発中の「ヘレンケラースマホ」のデモを行ないます。
日本Androidのブースは、M-20という区画で、真ん中より少し右、ブラザー販売の裏です。入り口からはそう遠くありません。
「ヘレンケラーシステム開発プロジェクト」が盲ろう者が用いる各種のアプリや装置を開発するプロジェクトです。
今回発表する「ヘレンケラースマホ」は、このプロジェクトが開発中の盲ろう者用電話です。まだ開発段階ですが、電話として最も基本となる、視覚のある人と盲ろう者の間の相互通信はかなりできます。会場で、ご自分がお持ちのiPhoneやAndroidのスマホを使い、盲ろう者に扮した私とヘレンケラースマホを体験することができます。
どうぞ、私とヘレンケラースマホを試して下さい。私は、ちなみに、全盲の視覚障害者です。
・ヘレンケラースマホの本質は、視覚がある弱視や健常者が盲ろう者と体表点字を通して行なう筆談電話です。また、点字を使用する視覚障害者は、盲ろう者と、遠い場所からでも体表点字で相互に筆談ができます。
視覚のある弱視や健常者は、iPhoneや、AndroidのスマホなどでGoogle トーク(Google Talk)で通常の入力を行ない、盲ろう者に送ります。
その内容の言葉が、盲ろう者が持つAndroidのスマホにUniChatXで体表点字として伝わります。UniChatXは、プロジェクトが開発中のアプリです。
盲ろう者は、その言葉に対して、スマート点字というアプリで、画面を点字式に操作して通常の文字を書きます。そして、視覚のある人にUniChatXで送ります。
これで、通常の文字と体表点字との間で、相互通信できたことになります。ですから、盲ろう者の家族や知り合いは、これで日常的に盲ろう者とコミュニケーションをとることができます。
これが画期的なことなのです。
ここで「体表点字」について簡単に説明しておきます。
点字は指先の触覚で読む文字ですが、今から約190年前の1825年にフランスのルイ・ブライユという視覚障害者が発明しました。点字は、直径が1ミリ余りで高さが0.4ミリほどの6個までの点で1文字を構成しています。この点字に世界の文字を当てはめたものが普及しています。この点字を若い学習可能な年齢までに習えた人には非常に便利なものなのです。しかし、年齢などの関係で、指先の皮膚が厚くなったり、感覚が鈍くなった人にはこの指先で読む点字の学習は困難なのです。
そこで、直径が1ミリ余りの点字の1点の代わりに、直径2センチほどのコインのような円板を電気的に振動するようにしました。そして、これを頭部でも背中でも足でも、どこでも振動で点字が読めるようにしたものが体表点字です。電気で振動しますから、コンピュータで制御できます。この振動する点字の1点は、ワイシャツのボタンほどのものから直径3センチのものまであります。
今はICTの時代です。いくら便利なICTの時代でも、全く視覚がなく、全く聴覚もなく、そして、指先で読む通常の点字も使えないヘレンケラーのような盲ろう者は、何の通信手段を持たないのです。そこに、わずかですが光明をもたらすのが、このヘレンケラースマホであり、電話以外も含めたヘレンケラーシステムなのです。指先で読む点字が使えれば、点字ディスプレイという装置を通してコンピュータとつながります。
しかし、40歳とか、中年、あるいは高年になってからの盲ろうの障害者には指先で読む点字の習得が困難なのです。ところが、体表で読む振動の点字なら、それが可能なのです。
本年、11月にフィリピンで世界盲ろう者会儀が開催されます。この会議の機会に、日本から世界に発信できる福祉技術として紹介したいと思っています。
厚生労働省の推計によりますと、盲ろう者は全国に21000人いるとされています。世界の人口を仮に70億としますと、約60倍で126万人いるということになります。
ヘレンケラーシステムは、これらのうちの人々のうちで、適応可能な方のお役に立ちたいと願っています。
お問い合わせ先:ヘレンケラーシステム開発プロジェクト
helen-keller-project@googlegroups.com]]>
インクルーシブな社会を希求する
http://dkobo.exblog.jp/18981026/
2012-12-09T22:45:35+09:00
2012-12-09T22:46:07+09:00
2012-12-09T22:46:07+09:00
mejiroh
メジロー図書館
以下、本書からの引用です。
社会保障の設計を適切に行うとは、「アウトサイダーと呼ばれる人たちを、今一度包摂(インクルージョン)するために、どういう制度設計が必要か?」を、そもそもの制度設計の時点から考えておくということです。
「包摂」という言葉は耳慣れないかもしれませんが、これは、「排除」の対となる言葉のこと。
今までの社会というのは、犯罪者だけでなく障害者や、教育を受けられない低所得の人、あるいは女性や母子家庭で育った人など、いろいろな人を「排除」して設計されてきたという歴史があります。
しかし、彼(彼女)らも社会の一員であり、そういった人がいることを前提とした社会をそもそも意識しながら制度を作っていこうよ、というのが包摂の理念です。
現在あちこちで、知られざる社会問題が発掘されていて、そこには今まで居なかったことにされていた人たちの存在が明らかになっています。そうした人たちを含めた社会づくりをしていくことが、この理念の基本です。
そしてこの話は、そういった「温かい社会の構築」といった倫理観の問題だけではなく、包摂を、そもそもの前提として制度設計を行っていけば、「多くのコストがカットでき、少ないコストであっても多くの人がより豊かに、より幸福に生活できる社会を構築できる」という話にもなりうるため、とても重要な考え方なのです。
(80-81ページ)。]]>
読み書き障害のある子どもへのサポートQ&A
http://dkobo.exblog.jp/18952742/
2012-12-03T21:18:21+09:00
2012-12-03T21:18:17+09:00
2012-12-03T21:18:17+09:00
mejiroh
読書工房の話題
ひさしぶりの新刊を紹介します。
出版UD研究会でも講演いただいた河野俊寛さんの書き下ろし『読み書き障害のある子どもへのサポートQ&A』です。
以下、本書「おわりに」から引用します。
--
著者は、特別支援学校で教育相談の仕事をしています。教育相談の対象は、未就学児から高校生までで、学校に行っている子どもたちの多くは、通常学級で教育を受けています。授業中に立ち歩いたり教室から出て行ったりする子、他の子とコミュニケーションのトラブルを起こすことが多い子、突然思いついたことを話し出す子などの、行動上の問題がある子どもたちの相談はたくさんあります。しかし、教室では静かに座っているけれども、文字の読み書きに困難があって学習がスムーズに進まない子どもたちは、「勉強ができないだけ」として相談対象にあがってこないことが少なくありません。
このような状況があるのは、学校の先生が、読み書きに困難があるという状態がどのようなもので、どのように確認し、どのような支援をすればよいかが、わかっていないことが大きな理由の一つではないかと、日々の教育相談の中で学校の先生と話をする中で感じていました。また、それは、先生の勉強不足ではなく、読み書きに困難がある子どもを理解するために必要な情報が不足しているためであることは、著者自身も、何か情報を得ようとして本を渉猟しても、なかなか的確な情報を提供してくれる本に出会うことができない経験から強く感じていました。(略)
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最近、書店の教育書の棚をみると、「発達障害」や「学習障害」に関する書籍がたくさん出版されていることがわかります。しかし、「読み書き障害(ディスレクシア)」に関する書籍はまだ出版点数が少ないのが現状です。
イラストもたくさん入っていて、読みやすい本づくりを心がけましたので、ぜひ教育関係者やご家族の方をはじめ、学校図書館、公共図書館の関係者にも読んでいただければ幸いです。
なお、1月には氏間和仁編著『見えにくい子どものためのサポートQ&A』も発行予定です。]]>
水戸岡鋭治の鉄道デザイン展
http://dkobo.exblog.jp/18461413/
2012-09-16T23:37:36+09:00
2012-09-16T23:36:58+09:00
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mejiroh
メジローが行く!
私が水戸岡さんの名前を知ったのは、高松のホテルでたまたま見たローカルニュースだった。香川県と岡山県は同じ「ローカル」として認識されているらしく、その番組では、水戸岡さんが岡山出身ということでの出演のようだった。
番組の中での「デザイナーはユーザーの代弁者」という言葉がとても印象に残り、それから断片的に仕事をウォッチしてきた。
鉄道デザイン展のチラシには、つぎのような文章が掲載されていた。
「JR九州の車両をはじめとする公共交通デザインなど、25年間続けてきた活動を、アイデア・スケッチ、ポスター、椅子や机、車両模型などから紹介します。駅や乗り物などを通じて、子どもたちにこれからの公共デザインに関心をもってもらえるように企画しました」
たしかに、会場にはさまざまな種類の椅子と机がたくさん置かれている。
それらは、色も素材もすべて異なる。しかも、適度にコンパーメントが作られていて、自然と座ってみようという気になる。
来館者が自由に椅子に腰掛けて、会話をしたり、机にさりげなく置かれている本やパース集を開いてみたくなる。
そして、何よりも子どもを意識した展覧会として企画されていることがよくわかった。
映像ブースでは、たまたま「あそぼーい!」が走るまでのメイキング番組が流れていたが、親子が座れる椅子を開発するまでの紆余曲折は、とても興味深かった。
帰りに『幸福な食堂車―九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治の「気」と「志」』一志治夫 プレジデント社を買い、東京に戻る電車の中で一気に読んだ。
(タイトルがよくないので損をしているが、中身はとても読み応えがある)
少し長くなるが、一節を引用しておきたい。
「もちろん椅子もすべてオリジナルである。椅子ひとつつくるのでも、回転台、取っ手、脚の形状、生地、クッションのモケット布地の形状、ビスの指定、アールの角度とひとつひとつのパーツの細かな設計図と図面が必要だった。もちろんドーンデザイン(水戸岡氏のデザイン事務所=引用者注)のデザイナーと作業を分担するにせよ、この膨大な量のパーツを最終的には水戸岡ひとりで決めていくわけだから、時間はいくらあっても足りなかった。
カーペットやカーテン、張地類にしても、普通なら「こんな感じのモノ」とメーカーにオーダーするものを水戸岡は、ひとつひとつ版下をつくってオリジナルのものをつくり出していた。その手間はいかばかりかと思うが、水戸岡自らがデザインすることで、コストは30パーセントほど下がり、他のJRが3色しか使うことのできない色をJR九州では10色以上も使うことができた。
ただ裏を返せば、そこには日本が抱える問題が潜んでいる、と水戸岡は考える。日本ではおうおうにして発注する側がものを考えない。つまり、発注する側が製作メーカー側に考えることとつくることの両方を丸投げしてしまうのである。発注する側が考えさえすれば、ものは安くなるのだ。それはすなわち、日本のエリートが働かず、決定する行為を避けるということでもあった。自己責任をとらないことを優先する教育のため、日本のエリートは決定することから逃げる傾向にある、と水戸岡は見ていた。」(p160-161)]]>
どこまで「ガラパゴス化」をこえられるか
http://dkobo.exblog.jp/18411372/
2012-09-02T22:03:18+09:00
2012-09-02T22:02:40+09:00
2012-09-02T22:02:40+09:00
mejiroh
出版UD研究会
「この研究会を始めることになった一番のきっかけは、今から8年ほど前の2004年2月に開催された“出版物のアクセシビリティを考えるセミナー”です。
このセミナーの主催は、公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)。
作家や出版社の社員をパネリストに呼び、当時一番の課題だった録音図書や電子図書製作における著作権の壁などについて話し合うという画期的な内容でしたが、じつは私は、約130人ほど集まったフロア参加者のほとんどが視覚障害当事者と図書館関係者、ボランティアばかりであったことが一番気になっていたのです。」
やはり出版関係者へのPRに結びつかなければ意味が無いと考え、2004年秋には、「出版のユニバーサルデザインフォーラム」というイベントを毎日新聞社ホールで開催してみましたが、当時、まだ出版やデザイン、印刷関係者を「ユニバーサルデザイン」というテーマで集めるのは、たいへん苦労したことを覚えています。
その当時、よく「ユニバーサルデザイン」ってなんですかと質問されました。
駅や公共施設などのハードウエアのUDはすでに議論されていましたが、まだ出版や印刷におけるUDはそれほど一般的なテーマではなかったと思います。
なにしろその当時は、パネリストに出版関係者をオファーすることすら容易ではありませんでした。
(某出版社のパネリスト予定者は、会社からのOKが出ず、最終的に断念した)
そうした反省から、そのフォーラムのスタッフを務めてくれた仲間たちを中心に、2005年から毎回ゲストスピーカーをお呼びし、ワンテーマで議論しあえるようなスタイルの研究会を定期的にやってみようということで、出版UD研究会がスタートしました。
(当時、建築デザイン関係者による同様のスタイルの研究会があり、そのスタイルをまねしてみました)
それから、約7年の間に39回ですから、決して多くはありませんが、いまでは、障害当事者やボランティア、図書館関係者だけがメインではなく、出版・デザイン・印刷・IT関係の人たちに大勢参加いただけるようになり、結果としてとても参加者バランスの良い研究会になっていると感じています。
私が一番気を配ってきた部分について、たまたま今日読んだ湯浅誠さんの本にも、関連する文章があったので、少し引用させていただきます。
「どんな現場も似たようなものでしょうが、生活に困ってしまった人の相談を受ける生活支援の現場は狭い世界です。いつもそうした状態に追い込まれた人たちと付き合っているので、その現実については詳しくなっていきます。しかし、それに携わっていない人たちと交流したり、意見交換する場は少ない。
狭い世界で、濃い密度で接しているから、仲間内では前提とされるものがどんどん増えていって、言わなくてもわかる雰囲気が作られていきます。
ところが、外の人たちにはそのあまりまえと思っていた前提が全然通じない場合があります。狭い世界の仲間内でたくさんのことを前提として共有した頭で外の世界へ働きかけても、なかなか外の人たちに通じる言葉が見つからず、空回りしてしまう。
その場合、得てして「外の世界は無理解だ。ひどい」となるのですが、原因はこちら側にあることも少なくない。自分たちが前提としているものを共有していない人たちと話し合うための言葉をみつけられない、という問題です。いわゆる「蛸壺化」、今風に言えば「ガラパゴス化」の問題です。」
(湯浅誠『ヒーローを待っていても世界は変わらない』p10-11)
あえて、出版UDの話に引きつけていえば、もともと出版やウェブなどの世界は、ジャーゴンだらけで、専門家だけで構成されている狭い世界であり、一方、特別なニーズをもつ読者の世界も、一人ひとりさまざまなニーズが混在していて、きわめて狭く「なかなか正しく理解されていない」世界。
この両方のもともと外部からはわかりにくい世界を、できるだけ一般の人にもわかりやすいように「見える」化するとともに、相反するテーマ(たとえば、コピープロテクトとアクセシビリティ)に対しては、それぞれの言葉を翻訳しつつ、地道に調整を試みなければ、一歩も前進しない!
もちろん、出版UD研究会のレベルでは、まだまだ具体的に調整役を果たすレベルまでは到達しないのですが、せめてお互いの立場を知ってもらおうというところで、継続していく意義を感じているし、とにかく作り手の側も読み手の側も、相手の話すことを聞く姿勢だけは大切にしていくことがとてもだいじなのだと思い、土曜の昼下がりの研究会および、恒例になっている懇親会のお世話役を続けてきました。
といっても、あまり毎月毎月やっていると、マンネリ化もさけられないし、研究会スタッフ(みんな本業のかたわら、ボランタリーにやっている)の負担も結構大きいので、この39回をいったんの区切りとし、最低半年くらいは「冬眠」期間に入りたいと思っております。]]>
情報アクセシビリティの世界から見た本のアクセシビリティ
http://dkobo.exblog.jp/18381707/
2012-08-25T20:37:49+09:00
2012-08-25T20:37:28+09:00
2012-08-25T20:37:28+09:00
mejiroh
出版UD研究会
情報アクセシビリティの世界から見た本のアクセシビリティ
ゲストスピーカー:浅川智恵子(IBMフェロー)
浅川智恵子さんは、コンピュータ技術者として、1980年代から一貫して情報アクセシビリティの研究に取り組んでこられました。
現在は障がい者だけでなく、高齢者や携帯端末ユーザー、新興国の非識字者などさまざまなユーザーを対象とした研究を継続されています。
今回の出版UD研究会では、ご自身の研究開発の道のりを通して、情報アクセシビリティの技術や考え方がどのように発展してきたか、そして今どこに向かっているのかをお話しいただきます。
また、浅川さんはご自身が全盲の障がい当事者でもありますので、仕事上必読の本をどのような方法で読んでいるのかなど、読書生活についてもご紹介いただきます。
長年、情報アクセシビリティに取り組んできた研究者としての視点と、全盲の読者としての視点の両方から、電子書籍など本の世界のアクセシビリティに対する期待や懸念、提言を語っていただく予定です。
○日時:2012年9月1日(土)14:00~16:30(受付開始13:30)
○会場:北とぴあ7階・第1研修室
〒114-8503 東京都北区王子1-11-1
JR京浜東北線「王子駅」北口徒歩2分、東京メトロ南北線「王子駅」5番出口より直結、都電荒川線「王子駅前駅」より徒歩5分
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/facility/525/052549.htm
http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/summary-map
○定員:80名(先着順)
○参加費:1,000円(当日、会場で集めさせていただきます)
≪ゲストスピーカーのプロフィール≫
浅川智恵子(あさかわ ちえこ)
中学時代にプールでの怪我がもとで失明。1985年に日本IBM入社。
80年代後半に行った点字翻訳システム開発の成果は、点字データをネットワークを介して共有するシステムへと結実し、現在の視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」につながっている。
1990年代には、視覚障害者にウェブ活用の扉を開く「Home Page Reader」を開発。
2000年代には、ウェブ・ページ制作者がアクセシブルなコンテンツを作成・編集できるよう支援するツール「aDesigner」や、マルチメディア・コンテンツにアクセスすることを可能にした音声ブラウザ「aiBrowser」を研究開発。
また、2008年には、インターネット上で一般のユーザーと視覚障害を持ったユーザーが協働してウェブ・ページのアクセシビリティを向上させる「ソーシャル・アクセシビリティー」プロジェクトを立ち上げた。
現在は高齢者の社会参加を目指したシニア・クラウド・プロジェクトを推進している。
これらの功績により、文部科学大臣表彰(2011年)など国内外で受賞多数。
2009年、全世界のIBM技術者の最高職位「IBMフェロー」に日本人女性として初めて就任した。
■申し込み方法
出版UD研究会へのご参加は、予約制でお願いしております。
参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、1:お名前、2:ご職業と(あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加の有無 をご記入のうえ、メールをお送りください。
また、 当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布や、最寄駅からの誘導など、必要な配慮をご希望される方はお書き添えください。(とくに配慮を希望される事項がなければ記入されなくて結構です)
会場の都合上、定員は80名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確認のほどお願い申し上げます。(返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください)
ud39@ud-pub.org
■懇親会について
研究会終了後、会場付近で懇親会を開催いたします。
(17:00~19:00ごろ予定)
懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」とご記入ください。
当日研究会の受付で懇親会費をお預かりいたします。
(会費は4,000円の予定です。後日、懇親会をお申し込みの方だけに、メールで 会場をお知らせいたしますが、その際、懇親会費の確定金額もお伝えいたします)
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ろう児・ろう者にとっての読書
http://dkobo.exblog.jp/18186327/
2012-07-04T21:43:28+09:00
2012-07-04T21:43:26+09:00
2012-07-04T21:43:26+09:00
mejiroh
出版UD研究会
「ろう児・ろう者にとっての読書」
ゲストスピーカー:玉田さとみ(特定非営利活動法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター【BBED】事業統括ディレクター)、米内山 明宏(学校法人明晴学園理事長、有限会社手話文化村代表取締役)
今回の出版UD研究会は、これまで、なかなか取り上げる機会が少なかった、ろう者(聴覚に障害のある人)にとっての読書について取り上げます。
とくに生まれつき聞こえない・聞こえにくい子どもたち(ろう児)にとって、大切な言語である日本手話。そして手話を使いながらろう児が学べる学校として2008年に開設された明晴学園(東京都品川区)。そこで学ぶ子どもたちの現状と、BBEDが取り組んでいるバイリンガル・バイカルチュラル教育とは何か。実際にどのような教材づくりや読書支援を行っているのかについて、BBEDの玉田さんにお話を伺います。
また、長年にわたり手話を取り入れたDVDなど出版コンテンツの開発に取り組んでこられた米内山さんに、なぜ手話を取り入れたコンテンツが必要なのか、また電子書籍に対する期待について語っていただきます。
日時:2012年7月14日(土)13:30~17:00(受付開始13:00~)
場所:一般社団法人電子出版制作・流通協議会(電流協)会議室
〒101-0051 千代田区神田神保町2-2-31 第36荒井ビル8階
電話:03-6380-8207
http://aebs.or.jp/access.html
○最寄り駅:東京メトロ半蔵門線、都営三田線・都営新宿線「神保町」駅A2・A3出口より徒歩1分
○定員:40名(先着順)
○参加費:1,000円(当日、会場で集めさせていただきます)
○手話通訳つき
《ゲストスピーカーのご紹介》
玉田さとみ(たまだ・さとみ)=1962年東京都生まれ。日本女子体育大学卒業。TBS情報キャスターを経て放送作家。 1999年に次男がろう児と診断されたことをきっかけに日本のろう教育の現状を知り「全国ろう児をもつ親の会」を設立。現在、特定非営利活動法人バイリンガル・バイカルチュラルろ う教育センター(BBED)事業統括ディレクター、学校法人明晴学園理事など。著書に『小指のおかあさん』(ポプラ社)などがある。
米内山明宏(よないやま・あきひろ)=1952年東京都生まれ。先天性ろうであり、ろうの両親を持ち、ネイティブサイナー (手話の母語習得者)である。東京教育大学(現・筑波大学)附属ろう学校美術科卒業。アメリカデフシアター・プロフェッショナルスクールに留学。NHK 「みんなの手話」 講師などを経て、現在、学校法人明晴学園理事長、有限会社手話文化村代表取締役。そのほか演劇、映画、TVなど手話監修を数多く手がける。手話関連の著者が多数。
■申し込み方法
出版UD研究会へのご参加は、予約制でお願いしております。
参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、1:お名前、2:ご職業と(あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加の有無 をご記入のうえ、メールをお送りください。
また、 当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布や、最寄駅からの誘導など、必要な配慮をご希望される方はお書き添えください。(とくに配慮を希望される事項がなければ記入されなくて結構です)
会場の都合上、定員は40名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確認のほどお願い申し上げます。(返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください)
ud38@ud-pub.org
■懇親会について
出版UD研究会恒例! 研究会終了後、神保町界隈で懇親会を開催いたします。
(17:30~19:30ごろ予定)
懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」とご記入ください。
当日研究会の受付で懇親会費をお預かりいたします。(会費は4,000円の予定です。後日、懇親会をお申し込みの方だけに、メールで 会場をお知らせいたしますが、その際、懇親会費の確定金額もお伝えいたします)
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ヘルプ
http://dkobo.exblog.jp/17911767/
2012-05-03T16:35:00+09:00
2012-05-03T17:36:57+09:00
2012-05-03T16:36:29+09:00
mejiroh
今夜もレイトショー
きわめて重たいテーマを扱っているが、よくできた脚本と演出のおかげで、たいへん後味が良い映画に仕上がっていて、上演時間の2時間半はあっという間に感じられた。
たかだか50年前(メジローが生まれた頃)のアメリカの南部ではまだ差別的な習慣が残っていた。そして、一番象徴的な事実は、南北戦争後、奴隷解放が宣言された後も南部の州には残っていたという、いわゆる“ジム・クロウ法”の理念で、「分離すれども平等である」というロジック。
たとえば「白人女性の看護師がいる病院には、黒人男性は患者として立ち入れない」とか、電車の車両が白人用と有色人種用で分けられているなど。
映画の中のセリフには、現在の体制(白人と有色人種がきちんと分けられている体制)をゆるがすような扇動的な情報を流してはいけないといった下りもあったように思う。
また、法律で決められているのではないと思うが、映画の中で象徴的に扱われていたのは「トイレ」である。
家の中で黒人のメイド(「ヘルプ」とよばれる)が使用人である白人の家族と同じトイレを使うことを禁じている家庭が多く、竜巻の中を外で用を足すように命令されるシーンなどもある。使用人である白人女性は「病気がうつったらどうする」といったセリフを吐く。黒人のメイドがこっそり使っていないか調べるために、トイレットペーパーの使用量を測るシーンもあった。
自分と異なる背景やアイデンティティ、文化をもつ者は自分の側(サイド)にはいてほしくない。隔離された状態を保ちつつ、自分たちの快適な生活を守りたいという欲求のためだけに、自分にとって心地良くない仕事は違う側(サイド)に属する人間にまかせたいという非対称性の世界。
その一方でチャリティには熱心で、「アフリカの子どもたちを救おう」という名目で、慈善オークションを開催していたりする。
21世紀の現代においても、じつはこうしたロジックがあらゆる分野でしっかり生き残っているのではないかということをあらためて考えさせてくれる映画であった。
また、ライターをめざすスキーターという若い白人女性と、勇気をもってさまざまな体験を語りつづける2人の黒人女性(ヴィオラ・デイヴィスとオクタヴィア・スペンサーが好演!)が、本を出版することを通して、真実を記録し、世の中に広く訴えようとする姿に、仕事柄大いに共感できるところがあった。
この映画の原作小説は、アメリカで1000万部を超えるベストセラーになっているそうだが、著者のキャスリン・ストケットは、2001年の同時多発テロの後から5年をかけて執筆。60ものエージェントに出版を断られ続けて、2009年にようやくペンギンブックスから出版されるにいたったという経緯は、物語の内容とも重なってくる。
ちなみに、この原作者と、この映画の脚本および監督を務めたテイト・テイラーは、1970年代に、この映画の舞台となっているミシシッピ州ジャクソンで過ごした幼馴染なのだという。ともに子どもの頃、「ヘルプ」に育てられた経験をもつ“当事者”でもある。]]>
映像表現をことばでどこまで伝えることができるか
http://dkobo.exblog.jp/17773130/
2012-04-04T21:36:01+09:00
2012-04-04T21:37:21+09:00
2012-04-04T21:37:21+09:00
mejiroh
出版UD研究会
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第36回出版UD研究会
「映画の音声ガイド―映像表現をことばでどこまで伝えることができるか」
ゲストスピーカー:武藤歌織(バリアフリー映画鑑賞推進団体「シティライツ」音声ガイド制作者)
IT技術の進化にともない、さまざまなタイプの映像メディアが身近なものになってきました。しかし、視覚に障害のある人にとっては、セリフが少な い場面では内容がつかめなかったり、聴覚に障害のある人にとっては、セリフが聞き取れないなど、たくさんのバリアが存在します。
映画の音声ガイドは、視覚に障害のある人も無い人も一緒に映画を楽しむことを目的に、2001年ごろから普及しはじめ、いまでは全国各地でバリア フリー映画の上映会や、音声ガイドつきDVDなどが販売されるようになってきました。
今回の出版UD研究会では、映画の音声ガイド制作や、シアター同行観賞会などを手がけている「シティライツ」の武藤歌織さんをゲストスピーカーに お招きします。
前半は、どのように音声ガイドが制作されているのか、実際の映像を見ながら体験するとともに、後半は、音声ガイドを普及させるためにどのような環境づくりが必要なのかを、参加者のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
○日時:2012年4月21日(土)13:30~17:00(受付開始13:00)
○会場:一般社団法人電子出版制作・流通協議会(電流協)会議室
〒101-0051 千代田区神田神保町2-2-31 第36荒井ビル8階
電話:03-6380-8207
http://aebs.or.jp/access.html
○最寄り駅:東京メトロ半蔵門線、都営三田線・都営新宿線「神保町」駅 A2・A3出口より徒歩1分
○定員:25名(先着順)
○参加費:1,000円(当日、会場で集めさせていただきます)
≪ゲストスピーカーのプロフィール≫
武藤歌織(むとうかおり) バリアフリー映画鑑賞推進団体「シティ・ライツ」運営メンバー。2002年から同団体の音声ガイド勉強会に参加。現在は勉強会の進行役、監修など 担当。年間5~10本の制作に携わる。 また、NPO法人バリアフリー資料リソースセンター(BRC)の事務局スタッフも務めている。 海外ツアー・コンダクター、地域コミュニティ紙記者、JBS日本福祉放送ディレクタ ー、広報紙の受託編集などを経て現在に至る。
■申し込み方法
出版UD研究会は予約制にしております。
参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、1:お名前、2:ご職業と(あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加の有無 をご記入のうえ、メールをお送りください。
また、 当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布や、最寄駅からの誘導など、必要な配慮をご希望される方はお書き添えください。(とくに配慮を希望される事項 がなければ記入されなくて結構です)
会場の都合上、定員は25名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確 認ください。(返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください)
ud36@ud-pub.org
■懇親会について
出版UD研究会恒例! 研究会終了後、神保町界隈で懇親会を開催いたします。
(17:30~19:30ごろ予定)
懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」とご記入ください。
当日研究会の受付で懇親会費をお預かりいたします。(会費は5,000円の予定です。後日、懇親会をお申し込みの方だけに、メールで 会場をお知らせいたしますが、その際、懇親会費の確定金額もお伝えいたします)]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/